合唱でうまく歌いたい!合唱団や合唱サークルに入った時に、うまくなるコツを知りたいという初心者の方は多いです。
合唱を始めたら、やっぱりうまくなりたい、うまく歌いたいと思いますよね。
私が合唱団に入って実感したこと、教わったことや調べたことなどを元に、合唱で歌がうまくなるコツについて基本部分を3つご紹介します。きっとお役に立てるはずですよ!
【うまくなるコツ 基本1.】喉をリラックスさせた姿勢で歌う
歌うときは立って歌うのが一般的なイメージですが、一番大事なのは喉をリラックスさせた状態で歌うことです。
リラックスしていない喉で歌うときは、立っていようが座っていようがいい声がでません。
喉がリラックスした状態で歌うことは、うまくなるコツとして、とっても重要なことです。
そして喉をリラックスさせるには、全身の姿勢も無駄な力が入っていないという状態です。
立った状態でリラックスできていない場合は、リラックスして歌う感覚を持てるように、座った状態で歌うことから始めるのもいい方法です。
座った状態ですと、リラックスしやすいのでお勧めです。
座った状態でリラックス
・椅子に深めに腰を掛ける。
・足裏をしっかり床に着ける。
・猫背にならないように、でも方に力が入らないようにする。
・頭のてっぺんから軽く糸で引っ張られているようなイメージ。
立った状態でリラックス
・立った時の姿勢が、まっすぐ前を向いている
・足は肩幅程度に開く。
・胸の方向を少し斜めうえを目指すように立つ。
・背中は猫背にならないように、また反りすぎるのも背骨に負担をかけるので注意。
・肩と腕の力を抜いて、腕はだらんと下げる。
・顎が前に出ないように。
・頭のてっぺんから軽く糸で引っ張られているようなイメージ。
【うまくなるコツ 基本2.】口の開け方
合唱で歌うときは、基本的にはマイクを使わずに舞台で声を出さなければならないため、普段しゃべったりカラオケで歌うときとは意識した口の開け方となり、口の中を広く使うことが大切です。
口を開くときの注意
合唱で言う「口を開く」というときは、したアゴを下げるというよりも、うわアゴを上げるイメージで開けましょう。
詳しく説明します。
・軟口蓋を上げる
舌で上あごをなぞって口の奥に向かっていくと、固い上あごの部分の先に柔らかい部分があるのがわかるかと思います。そこが軟口蓋です。
この軟口蓋を上にあげるように声を出します。
・頭の後ろの斜め上を目指して声を出すイメージを持つ。
耳の上の部分から後頭部にかけての筋肉を、後ろ斜め上に引っ張るような感覚。
・少しだけ口の中を笑うような形にして、息を吸う
鼻と口の繋がっているあたりにひやりとした空気を感じたらOK。
・舌の位置
舌の先は、下の歯の裏側に軽くつくように置きますが、平らになるように舌の力を抜くのがコツ。
【うまくなるコツ 基本3.】歌う前のウォーミングアップ
基本1でお伝えしたように、うまくなるコツは体と喉をリラックスさせてあげることが重要です。
そのために、歌う前には必ずウォーミングアップを行いましょう。
指導者の多くは、練習前にこのウォーミングアップを行いますが、ここでは特に意識して欲しいことをお伝えしておきます。
・首や肩まわりをほぐすウォーミングアップ
首は力を抜いて右回り、左回りにゆっくりと回します。固いなと感じるところではさらにゆっくり
と固さを緩める意識をもって回し、筋肉を伸ばします。
・肩をほぐすウォーミングアップ
肩の力を抜いて、だらんと下げたら、上にぐーっと上げます。5秒くらいでまた力を抜いて、だらんと下げます。これを数回繰り返します。
・肩や背中の肩甲骨をほぐすウォーミングアップ
背中の肩甲骨をほぐすために、ろっ骨を広げるように両肩を回します、前まわしと後ろ回しを数回づつ行い、肩の筋肉をほぐしましょう。
以上、基本中の基本ですが、この3つを行うだけで、驚くほど声が出るようになります。
今回は基本の基本をお伝えしましたが、歌は練習を重ねてうまくなるものです。
今回は合唱がうまくなるコツについて、基本の3つをお伝えしました。
ここからさらにステップアップするためには、日々の練習が必要です。
またさらに美しい声を出す、自在に音を出せるようにするためには、はやりプロによる個人レッスンを受けることが一番の早道です。
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